営業の岡田です。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
本年のプラムメンテナンスの初工事は、1月6日に京都府福知山市の工場でPCBの抜油処理を行いました。
正月前後から天候が悪く、雪が積もっていました。
冬の工事で篠山、福知山、舞鶴で工事をする時はいつも天候に悩まされます。
本工事では雪は降っていませんでしたが、小雨程度の雨が降っていました。
機器が工場内で邪魔になるため、今回は雨の中、着工することとしました。
雪かき後、トランスの上に簡易のテントを張り、雨水が入らないように注意しながら作業を行いました。
この工事で一番労力がかかったのが雪かきでした。
PCB処理は、運搬計画に基づいて漏洩の注意が最優先になります。
その面については、ローリー車のホース付近へ防油堤を設け、シートも3重に敷いています。
万一の漏洩時の油対策用の油吸着マットも用意しています。
トランス10基の抜油で、2000ℓ以上の処理のため、消防署への届出及び立会いがありました。
午後からは雨がやみ、作業がしやすくなりました。
底に溜まった液はジャッキで傾け、端に集めてから抜いています。
ドレンがある場合は、ドレン管の内部に溜まった液も抜きます。
抜油前
抜油後
最後に油を拭き取ったウエスや、サンプル収集時の検体も同時に処理しました。
抜油のメリットは、危険物倉庫で管理しなくてよくなります。
また、抜油後の筐体部の処理も可能ですが、今回は抜油工事のみの工事でした。
悪天候の中無事に工事を終えることができました。
冬に篠山・福知山・舞鶴で工事をする時は、もっと雪対策を考えて作業に入ろうと思います。