奈良の工場で、スレートのカバー工事を行いました。
昨年からの続きの工事で、ルーフファンやダクト、ボイラーの煙突が多い屋根でした。
安全ネット敷き込み状況
安全ネットを張り、荷揚げを行いました。
今回のスレートはかなり脆く、ひび割れや穴が多くあり、転落防止の安全ネットが特に必要な現場でした。
塗装前 ルーフファン
カバーをすると、ルーフファンの錆や塗装の劣化が目立ってしまいます。
ルーフファンを屋根と同じ色のシルバー系塗料で塗装しました。
塗装後 ルーフファン
新しく取り換えたみたいにきれいになりました。
ルーフファンの塗装が必要ないと言われるお客様もいますが、改修の際には塗装をお勧めしたいです。
屋根ビス止め作業
屋根裏の電気の線も確認し、本締めをしています。
工場の工事ではC型鋼の中に電気の線が入っていることが多くあります。
C型鋼の中は打てるのですが、屋根とC型鋼の間に通している電気線は打ち抜く可能性があります。工事前に室内側から点検し、工事を行っています。
工事前 スレート屋根
工事後 スレート屋根
工事前 スレート屋根
工事後 スレート屋根
今回の工事も無事に屋根をカバーすることができました。
スレートのカバー工事は、踏み抜きによる墜落や軒先からの墜落といった危険を伴う工事です。安全に工事を行うよう心掛けています。