今年の夏もありがたい事に忙しく、工事がずっと続いていました。

久しぶりのブログ更新となりました。

京都の工場でカバールーフ工事を行いました。

スレート屋根の上にカバーする工事をよくしていましたが、今回は鋼板屋根の上に屋根を二重に葺きカバーをしました。

工事前 鋼板屋根

フックボルトに補修された跡がありました。ビスから漏れてきたので、シーリングで補修していました。シーリングは数年で劣化するため、何度も雨漏りしていたため、二重に屋根を葺くこととなりました。

谷樋カバー工事

谷樋 工事前

谷樋も劣化が激しいため、耐酸被覆鋼板で二重にカバーしました。

よく谷コイルと言われている鋼板です。

樋 2重

工事前 谷樋

谷樋 谷コイル

工事後 谷樋

谷樋は過去にFRP防水された形跡があり、FRPが割れて雨漏りしていました。

割れが少ない箇所は、防水工事で対応できるのですが、この谷樋はひび割れ箇所からめくり上っていたため二重の谷樋としました。

カバー工事 鋼板屋根

工事中 カバールーフ

廻りの屋根と同じく、ブルー色の鋼板を使用しました。

鋼鈑屋根 二重葺き

工事前

鋼板屋根 カバールーフ工事

工事後

京都 カバー工事

工事前

屋根葺き替え 京都

工事後

シーリングからの漏れも解消されました。

この屋根は当初、全面の塗膜防水の提案をしていましたが、年月が経つにつれてボルト廻りからの腐食が進み、ボルトキャップが留らないくらいの穴にが多数ありました。

そのため、カバーに提案を変えました。

劣化状態により、防水またはカバールーフの判断を行っています。

防水の方がコストが少なく済むため、雨漏りの際には早めのメンテナンスをお考えください。