暑い季節になりました。屋根の上の工事は熱中症対策が必要ですね。
今回は京都府福知山市の工場でカバールーフ工事を行いました。

スレート屋根です。前年度に工事した箇所の隣の建物の屋根となります。
約2300㎡程の屋根となります。

スレート屋根にアスベストが含有しているため、固化材を噴霧しました。

固化材はアスベスト改質剤のNDロック液を希釈したものを使用しました。

高圧洗浄機で散布できるので、施工時間が早いです。

屋根が濡れる程度で、全体的に液を噴霧しました。
表面の毛羽立ったアスベストを無害化しています。

荷揚げは85トンのクレーンを使用しました。
かなり大きいサイズでした。

工場横の道路からの荷揚げとなりました。
道路使用許可を申請し、通行止めとしました。

道路から荷揚げ作業を行っています。

先に安全ネットを敷き込み、その上に屋根を置きます。

雨が降ってきたので中断しました。雨が降った状態でのスレート屋根の工事は危険すぎます。

別の日に仮伏せを行いました。

仮伏せ完了

棟の板金を設置している様子です。

二重屋根にすると屋根の高さが高くなります。
ルーフファンの水切りも嵩上げする必要があり、水切りを高く更新しています。

ルーフファン下の工場内は特に養生が必要です。

ものすごくススが落ちてきました。
養生していてよかったです。

本締め作業となります。

屋根の工事は完成となります。
この後に、遮熱塗装を塗布しました。

工事前

工事後
屋根工事を無事に完了できました。
屋根工事は熱中症になりやすい工事です。
水分補給や十分な休憩を取るなど、熱中症に注意が必要です。
京都や兵庫、大阪で屋根工事が必要な工場様がおられましたらご連絡ください。